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ニデックコンポーネンツ株式会社 〜 ポテンショメータ、ロータリーエンコーダ

この記事は、弊社で取り扱っている商品の中から、通信販売でご提供しているコパル電子商品について紹介いたします。

ニデックコンポーネンツ株式会社

  取扱製品:スイッチ、センサ、アクチュエータなど

  ホームページ: https://www.nidec-copal-electronics.com/j/

第5回 ポテンショメータ、ロータリーエンコーダ( 2019/5 公開 )

 

川原 ( 以下:川 ) これで第5回目になります。今回もよろしくお願いいたします。

芝原(以下、芝) 今回はポテンショメータとロータリエンコーダを紹介いたします。これで一通り当社の製品を説明することになります。

川:このシリーズは今回で一段落つきますが、最後までよろしくお願いいたします。 では、製品紹介をよろしくお願いいたします。

/ 背 景 /

芝:第1回目のコラムでも触れました通り、当社はコパル製の巻線型ポテンショメータの販売からスタートしました。

この製品群は、製造をコパル、販売をコパル電子と役割を分担してきました。しかしながら時代の変化に対応するためにその巻線型ポテンショメータ含めまして、ロータリエンコーダ、ジョイスティックエンコーダの事業を2019年2月にコパルよりコパル電子が譲渡を受けました。

事業そのものの譲渡ですので、一関工場含めコパル電子となりました。コパル電子では、PS統括が設置され事業を担当しています。ちなみに、PSはポジションセンサの略です。

 

巻線型 / ポテンショメータJシリーズ

ロータリエンコーダ RE12

川:どういったところに使用されているのですか?

芝:どちらもモータなどで、軸を回転させたときに回転角を検出するセンサーになります。
ポテンショメータは、計測器のパラメータ設定に使用されています。ロータリエンコーダは、複合機やATMの送り制御に使用されていました。いまは、センサー内蔵のモータが増えているのでこちらの用途は縮小傾向です。ATMの方は、そもそも今はキャッシュレスの時代でしょう。時代にそぐわなくなっています。

川:どちらも軸の回転角を検出するセンターと言うことですが何が異なるのでしょうか。

芝:形も両方とも似ていますよね。出力形式が異なります。
ポテンショメータは可変抵抗器とも言います。動作原理は当社Webの共通注記:Note2 動作原理に記載がありますのでそちらを参照願います。 ざっくりと説明しますと回転の角度によって抵抗値がリニアに変化します。

https://www.nidec-copal-electronics.com/j/catalog/potentiometer/operating-principles_potentiometer.pdf

芝:対してロータリエンコーダは、Fig.1 の様に円板にスリットが空いていて、軸が回転するとスリットの有る無しが受光素子の信号として出力されます。動作原理は当社Webの共通注記:Note2 動作原理に記載がありますのでそちらを参照願います。
その受光素子の出力波形をカウントして回転量をセンシングします。動いた量は分かりますが現在位置は分かりません。
https://www.nidec-copal-electronics.com/j/catalog/rotary-encoder/operating-principles_rotary-encoder.pdf


ロータリエンコーダ動作原理

 


ジョイスティックエンコーダ

川:お客様の欲しい信号形式によって使い分けると良さそうです。

芝:それとスイッチとエンコーダを組み合わせたジョイスティックエンコーダと言う製品もあります。

川:ゲーム機にこういうものが使われそうですね。

芝:現状では、医療機器用(超音波診断装置)に数多く使用されております。ゲーム機用は参入が難しいですね。

芝:これで一通りの説明が終わりました。まだまだ詳しくご紹介したいのですが時間も限られていますので、これで一区切りとさせて頂きます。
電子部品も技術の変わり目がある様で、使われなくなっていく部品もあれば、需要が復活する部品もあります。そんななか需要が復活した製品として、前回も紹介したのですがポリゴンミラーについてダメ押しで紹介をさせて下さい。

川:どうぞ、どうぞ。

芝:前回、紹介したポリゴンミラーについてLiDAR向けの特集ページが公開されています。
https://www.nidec-copal-electronics.com/j/featuring/lidar-polygon/summary/
1-100mの距離を正確に測定しようと思うと、レーザを使うのが良い様です。
自動運転技術のみならず、VRへの適応も検討されていますのでこのまま新しい用途が広がれば喜ばしいことです。また、ミラー部分だけの販売もしているというのも独自性があると思われます。

川:自動運転は、自動車だけでなくドローンも応用事例として紹介されています。

/ まとめ /

川:これまで5回に渡りましてお付き合い頂きありがとうございました。
コパル電子殿の製品について理解を深められました。本当に刺激になりました。

芝:今後ともスイッチやセンサーの事ならニデックコンポーネンツまでご相談ください。

川:頼りにします。ありがとうございました。

 

この記事、製品に関するお問い合わせ先

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