
センサー 〜 センサテック株式会社様
この記事は2011年6月から2012年12月にかけて掲載したものを再掲しました。記事の内容は当時のまま掲載しています。インタビューにお応えいただきましたセンサテック株式会社 甲斐基浩氏は、現在 同社代表取締役に就任されています。
この記事は、弊社で取り扱っている商品の中から、特にお問合せの多いセンサテック製品について紹介します。今回はいままでのインタビュー記事と異なり、実際に製品を使った電子工作の体験記です。今回はケーブルハーネス特集を担当した川原が電動ストローを作ってみました。
センサテック株式会社 会社概要
所在地 ( 本社 ) : 〒621-0013 京都府亀岡市大井町並河3丁目27番12号
TEL : 0771-24-1145 (代) FAX : 0771-24-2807
特別編 電動ストローの作り方( 2011/8 公開 ・・・ 2018/03 再掲載)
暑いなー。動きたくないなー。でも、喉が渇いたなー。何か飲みたいなー。と皆さん思った事はありませんか?この様な場合、動きたくない気持ちと何かを飲みたい気持ちの葛藤(接近-回避型のコンクリフト)が発生します。葛藤とはすなわちストレスです。ストレス社会に生きる我々は、それを可能な限り回避する必要があります。
さて、その解決方法は、手元にペットボトルを置くのがシンプルと思いますが、大きさが500ml程度でないと持ち歩きが不便です。ですが、500ml程度だと飲める量が少ないと思いませんか?
そこで、ストロー付きのポンプを考えました。ペットボトルから口まで電動ポンプで飲み物を運ぶ為、距離が離れていても肺活量は必要ありません。部屋の中ならばペットボトルを動かす必要がありません。更に、長時間の使用でも疲れる事もないです。寝転んで飲み物を飲む事も出来ます。
これで、ペットボトルではなく樽(10L)から飲むようにすれば、1日は動かなくて済みます。
さぁ早速、作ってみましょう。

目 標
• 静電容量式タッチセンサをスイッチにして電動ストローを作ります。
• ストロー咥えたまま、唇でタッチして操作できる。
• ゴクゴクとドリンクを飲めるようにする。
品名/型式 | メーカー | 数 量 | 購入価格 | 入手先 |
静電容量式タッチセンサ HTS-30L | センサテック | 1 | \1,000 | メトロ電気通販 |
送液ポンプ WP1100-P6.4L2-WI6-BP | ウエルコ | 1 | \13,440 | メーカー直販 |
リレー MY2-DC24 | オムロン | 1 | \935 | メトロ電気 |
電池ボックス 単3 x 3本 | 1 | \100 | 秋月電子 | |
2.1-5.5mmDCジャック | 1 | \100 | 秋月電子 | |
ACアダプタ(24V 1A) | 1 | \880 | マルツ電波 | |
入れ物 | 1 | \105 | 100円SHOP |
他、単3電池,電線,熱収縮チューブ,アルミホイル,ラップ,木片など
順 序
1. 構想図を作成。電子部品を配線しました。
2. 飲み口部の構造図を作成。飲み口部を作成しました。
3. 実際に使用してみました。
1. 構想図を作成し、電子部品を配線しました。

途中、配線を間違った状態で電源を入れたが、センサは壊れませんでした。定格5Vに24Vを間違って入力しても壊れないなんて、素晴らしい。*カタログに耐電圧は記載されていない為、壊れなかったのは偶然かもしれません。
こちらは、電気回路のように素直に行かずに試行錯誤になりました。
電極部分をアルミで作り、ラップでチューブに巻きつけました。
タッチ電極が、チューブの中を通る水に反応してしまい、OFFが出来ないと言う結果になりました。
失敗作。
チューブを木の筒に通して、筒の外側に電極をつけました。筒を歯で固定しつつ、唇で電極にタッチするつもりの形状です。木の筒が濡れてしまい、電極と導通した。
その導通した木の筒は、歯で終始咥えている為、またもOFFに出来ないと言う結果になりました。
これも失敗作。


第3弾。
木の筒をテフロンで包んで、濡れない様にしました。
これは、飲んでいる時でもON/OFFが出来て予想通りの動きが出来ました。

3. 実際に試してみる。
いろいろと、問題点が分かりました
まず、水を飲み込む動作をすると、口に力が入り唇を閉じてしまう事。
水を飲み込んだ後に空気を吸いたくなるのだが、そこに水が注ぎ込まれていると若干パニックになる事。パニックになると、ますます口を閉じてしまう事。総じて、OFFの仕方が難しい事です。
慣れると使えますけどね。
使用例:ソファに寝転がりながら、水を飲む図
感 想
静電容量式のタッチセンサは、配線を間違えた程度では壊れない事と動作がシンプルなので使いやすかったです。静電容量式なので水にも反応してしまう時点で、企画倒れな感じもしますが、なんとか使えない事もないレベルにまで仕上がりました。
ポンプの流量を調節や、感圧導電ゴムと組み合わせてタッチ+圧力センサにすることを試したいです。
ただこれ以上、会社の床に水をこぼすと、「水遊びがしたいなら、海にでも行って来い」とか怒られそうなので、今回はこれまで。
2011/08/25
川原 直人
この記事、製品に関するお問い合わせ先
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